体にやさしい “ながら運動”息を吐くだけ!   お腹からじんわり整える習慣

なぜ最近、体型が変わってきたの?

最近、食べる量は変わっていないのにやせない…
お腹がぷよぷよしてきて、薄手のTシャツのラインが出やすくなった
「運動しなきゃ」と思っても、ハードな筋トレやランニングは時間も体力もハードルが高い
更年期だから仕方ないのかな…と感じる方も多いのではないでしょうか。

更年期のお腹の変化

忙しい日々でもできる“ながら運動”

息を吐くことに意識を向けた“ながら運動”なら、家事や歯磨き、テレビを見ながらでもできる
体と心にやさしい腹筋トレーニングです。

息を吐いてお腹を鍛える「ながら腹筋」

なぜ“吐く”だけで腹筋が鍛えられる?

呼吸には「横隔膜」という筋肉が関係しています。
息をしっかり吐くことで、お腹の深部にあるインナーマッスル(腹横筋)が自然と使われます
腹横筋は体幹を支える大事な筋肉で、ぽっこりお腹の予防や腰痛改善にも効果的です。

やり方:椅子に座ってできる「息吐きながら腹筋」

<準備>
– 背もたれのある椅子に浅く腰かけて背筋を伸ばす
– 肩の力は抜き、手はお腹の上へ

<やってみよう>
1. 鼻から軽く息を吸う(ふくらませすぎなくてOK)
2. ゆっくり口からフーッと吐く(5〜10秒くらい)
3. 吐きながら「お腹がぺたんと凹む」のを感じる
4. 吐ききったら、そのまま数秒キープ
5. 自然に息を吸ってリラックス

1日3セットから始めてみてください。

ポイントと注意点

  • お腹を力で押し込むのではなく、自然にへこむ感覚を大切に
  • 体調が悪い日は無理しない
  • 毎日の「歯磨きタイム」や「お風呂あがり」とセットにすると習慣化しやすい
椅子に座ってのながら腹筋

まとめ:がんばらなくても、体は変わる

更年期は体力も気力も揺らぎやすい時期。
だからこそ「がんばらないでできる習慣」が大切です。

今回ご紹介した呼吸を使った“ながら運動”は、腹筋だけでなく、自律神経を整える効果やリラックスにもつながります。
まずは1日1回、「フーッ」と息を吐くところから始めてみましょう。
立ちながらでもOK。自分をいたわる第一歩として、今日から取り入れてみてください。

詳しい更年期の体の変化や不調の原因はこちら▶ 更年期の体と心

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